一次創作と劣等感

少し二次創作から一次創作にはまりだしました。一次創作といっても共通の世界観はあるから1.5次創作ってよく言っていました。

 

最初は自分の好きなようにキャラ作って動かせることが本当に楽しくて楽しくて。

あまりの自由さにこれ以上の幸せったらない!なんて思っていました。

 

幸いなことにわたしの作品を好きと言ってくださる方が現れて、わたしもその方たちの作品が好きだったので感想を言い合ったり交流したり、イラストを描いてもらったり実際にお会いしてご飯を食べたりなんかも。

本当に本当に本当に現実じゃないみたいで楽しかった。

絶対二次創作には戻れないとさえ思っていました。

 

でもいつからなんでしょうか、心から尊敬する作者さん方に囲まれて、自分の創作に劣等感しか持てなくなってしまったのです。

ツイッターでこれまで何も気にせず自己満足で呟いていた、いわゆる「うちの子設定」とかいうやつ。

本編も完結していないのに書きもしない設定ばかりだらだら呟いている自分が情けなくなりました。

フォロワーさんが楽しそうに「うちの子設定」を話しているのがすごくうらやましいって思っていました。

たまーーーにそれでも、やっぱりぼつぼつと呟きたくなってツイートしても、誰にも反応なんか貰えず、直後に呟いたフォロワーさんに注目は集まるばかり。

挙げ句の果て、よろしくないんでしょうね、某投稿サイトの自分の評価と周りの評価を比べて気にするようになってしまいました。

 

 

もちろん尊敬する方々に囲まれてますから、比べたって自分のが低いのは当たり前なのに、勝手にプライド高くして、みなさんと肩を並べた気でいたんでしょうね。

 

 

そんなこんなですから、ツイッターとかスカイプで楽しくお話してもらったあと「なんでこんな尊敬する人がわたしみたいなゴミに付き合ってくれるのだろう」という謎の脅迫概念のような、もやもやとした疑問に駆られるようになりました。

誰に何を言われた訳でもないのに「わたしの評価は低いのにこんな素晴らしい人達と交流なんかできて、わたしはきっと周りにいやらしく、媚びをうっているのだ」と勝手に思い込むようにもなりました。

 

フォロワーさんが最近読んだ本とか、観た映画とかの、ちょこっとした感想を呟いているだけでも己との知識量や経験差を感じてひとり辛くなっていました。

あとキャラ設定とかも、周りの子達のものをみていて楽しいと同時に己のキャラたちの薄っぺらい中身に落胆して殺したくなることも。

 

つい楽しくなってわーっ!と一通り楽しんだ後、賢者タイムのように襲いかかるこの気持ち、なんなんでしょうね?

 

本当にひとりで勝手に自分の存在価値なんてないのだと思い詰めて、今書いてきた作品とツイッターを全部消してきたところです。

 

たとえ評価をたくさんもらってもこの渇いたような気持ちは治らなかったような気がします。

 

きっと、初期のうち仲良くしてくれたフォロワーさんが、別のフォロワーさんととても仲良くなって嫉妬もしていたんだと思います。

 

そう、冷静に分析はできるのに何も変わらない、おこがましい自分も大嫌いでした。

 

勢いだけでこうして諸々消しても、結局ゴミを作ることが楽しくて楽しくいつか舞い戻る、やめられない。復活するたびに己のゴミさに落胆してさらに落ち込んでストレスばかりたまっていく。

 

完全に依存という、よくない輪っかの中に入り込んでいます。

 

最初のころは本当に自己満足で、評価なんてされなくてもすごーーーーーく楽しかったのになぁ。これがSNS鬱とかいうやつなんだろうか。

すごく楽しいのに日々しんどくなっていく毎日。また元気に一次創作して「うちの子」を可愛がりたいなぁ。